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ハッピーリタイヤメント by浅田次郎

最近はビジネス系の本ばかりだったから、久しぶりに読む小説にちょっとわくわくした。
小説というとエピローグが長くなかなか本題に入らないし
読むのに想像力を働かせる必要があると私は思っている。
何回も何回も進んでは戻ってという読み方をしなくては
なかなか意味を把握できない、というのがいままでの
パターンである。
ところが、この「ハッピーリタイヤメント」にはプロローグから
心をつかまれた。
何かがこれから起こりそうな、そんな予感をさせるプロローグ。
おかげで一気に読むことが出来た。
ぱっとしない定年前の二人が天下りをする。
そこは仕事をしないのにお給料が出るというパラダイスである。
そんな中で教育係の女性から秘密のミッションを言い渡され
そこから二人が人生の逆転をねらっていく物語だ。
テンポ良く話が進みぐいぐい話に引き込まれた。
たまにはこんな小説を読むのもいいなと実感した。
栗原