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「それは是非やれ。本業が活きるし、本業に活きる。」


バンコクでの鰻屋の経営に参加し、4ヶ月が経とうとしている。タイで初めての鰻料理専門店だ。日本から鰻を取り寄せ、40年の経験を持つ日本人料理長が独自のタレで焼いている。物珍しさも手伝って、11月1日開店以来たくさんのお客様が来店してくださり、当初の予想の2倍近い売上を記録している。
昨年春、旅行業界の師匠に当たる方から共同出資・共同経営の話があったときには私の本業
ではないので躊躇した。周りの友人達に相談しても、「タイで鰻屋?止めとけ止めとけ」と、
10人中9人までが反対した。
そんな時、旧知の舞台演出家の先生が来タイした。冒頭はその際、彼が私に言ってくれた言葉だ。
彼も新宿の事務所の階下で沖縄料理店を経営している。相談を持ちかけたところ、
「飲食・接客業を経営することはあなたの本業(旅行業)の経験を活かせるし、その逆もまた真なり。
是非行動せよ!」と勧められたのだ。
丁度その頃、タイは政治的騒乱のさなか、本業での日本からの来客数は壊滅的な状況だった。
そんなとき日本でルポライターをする先輩からも、「謙虚に相手の申し出を受けてみてはどうか。
それで、しばらく流れに身を任せてみる。勉強させてくださいというような謙虚さを失わない。
その美徳は必ずや有終の美につながる・・・。」という言葉をもらった。
この二人の先輩の言葉に背を押された。今回の鰻屋事業への参加を決断し、以来黙々と、
流れに身を任せてきたところ・・・
会社、店舗の立ち上げの具体的なノウハウを得られたことはもちろん、何より繁盛店を立ち上げる
ことが出来たという自信と、新たな業界の方々との出会いはかけがえのないものとなった。
不思議なもので、ひとつの事業を成功させると本業でのオファーも増えた。
まさに鰻。
しばらく「流れに身を任せてみた」結果、有終の美につながるキッカケを得たように思う。
折りしも3月にタイ王国和僑会で主催する勉強会では、武沢信行先生に『現状を打破する
戦略的顧客創造計画の立案とその行動計画づくり』というテーマでご指導頂く。
私は昨年春時点での『現状』は打破できたと思う。
しかし、それはもしかすると『幸運の賜物』だったのかもしれない。
一連の決断が『戦略的』に正しかったのかどうか?
後付けとはなるものの、改めて検証させていただき、今後の財産にしたいと楽しみにしている。
追伸:現在、二号店の展開を計画中です。フランチャイズ形式を希望しますが、
関心をお持ちの方は下記あてご一報ください。
谷田貝良成(やたがい よしなり)
Wellness Life Project ( Thailand ) Co.,Ltd.
Mobile:+66-81-807-3059
E-mail: yatagai@baantao.com
URL: http://www.baantao.com/
※海外で働く日本人(和僑)を応援する『和僑ニュース』 2010/2/10 (第63号)より抜粋