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私の起業物語

日本経済が繁栄のピークを謳歌していた1990年、私はタイへやってきました。
学生時代、ピースボートに乗り世界を旅したのをキッカケに、将来は海外で住んでみたいと
思っていた私にタイ旅行へとお誘いいただいたのは、ピースボートで知り合った同乗者の方です。
タイを中心にマレーシア・シンガポールと旅をした私は、アジアで仕事をすると決めました。
世の中はバブルの真っ只中。今の学生さんには申し訳ないぐらい就職など引く手数多だった時代。
友人・家族から「バカじゃないの」と言われながら、なんのあてもなく単身タイへ。
日本語教師から日系企業で現地採用社員として働くこと1年。
後、製造工場の駐在員へと取り立てられ7年間を過ごしました。タイと同時に発展を遂げる
日系電子部品会社で、生産管理・営業・購買から新規工場立上げまで技術職以外の
ほとんどを経験しました。
これなら、自分でやればもっ稼げると思い、おもちゃの工場を立ち上げます。
急上昇と急降下。サラリーマン時代の栄光もなんのその。私は初めての失敗を味わいました。
その後、サラリーマンに戻り、アメリカ系の製造業向けコンピュータソフト会社の東南アジア地域営業マネジャー。
日系自動車部品・電子部品製造のインドネシア・タイ営業所長を経験しました。
少数の駐在員で全業務をこなさねばならない中、現地スタッフの育成には力を注いできました。
そんな中、ふっと気付くと、数種の職場で今まで私と共に働いてくれたタイ人・インドネシア人スタッフ達が
どんどん出世していくのです。ある企業のセールスマネージャに転職を果たしたスタッフは、親御さんと一緒に
お礼にお食事を、と現れたり。
新婚旅行にわざわざインドネシアからタイへ来てくれるスタッフ。給料が3倍になったとメールをくれるスタッフ。
そういえば、最初はできないスタッフだったのによく成長したな~と。
反対に、多くの日系企業が現地スタッフの仕事ぶりに頭を抱えています。
日本人の目から見ると「なぜ」と思うほどできない・やらない社員達。国際競争の激化で本社からの
駐在員がどんどん減るなか、1人の駐在員に掛かる負荷は増大。今は、日系だけでなく韓国・中国、
そして現地タイ企業と優秀な人材を取り合いしなければならない状況です。
もし、私がやってきた現地スタッフの育成方法がそんな悩みを抱える日系企業の役に立つにのなら。
時を同じくし、「上司学」・「行動科学」を掲げておられる日本の有名著者さんから一緒に教育事業をやりませんか、
とお声がけいただき、現地スタッフ育成・人材面からの企業力強化を行う会社を設立しました。
これから日系企業が国際競争に打ち勝つ、伸びていくには、現地社員の最大有効活用は不可欠です。
ヒト・モノ・カネのうち、生産性と技術力を持つ日本企業の一番の弱点は、ヒトの活用です。
現地人材の育成は、表向きの理解Understandを超えた納得Recognizeレベルで進める必要があります。
納得すると人間は行動Actionを起こします。
また、単なる言葉ではない、お互いが分かり合える共通の意味合いを持った言語が必要です。
納得した社員と共通の言語に、行動を起こす仕組みを組み込むと、現地スタッフが自ら考え動き出すようになります。
私は、当地に住む和僑とし、多く日系企業が現地人と心地よいコミュニケーションをもち、当地タイで成功するための役割を担うため誠心誠意努力を重ねてまいります。
川上 準司
タイ王国和僑会幹事 講演会担当
会社のwebサイト:http://ameblo.jp/leadersimpact/
紹介ページ:https://waoje.net/db/bangkok/?p=759