WAOJEの最新情報WAOJE News

【コラム】人間の幸福ってなんだろう?-GNH(国民総幸福)について-3/3 最終回

「あれ?全然悲惨じゃないじゃないか?」
学生時代の旅が、自分の凝り固まっていたアジアや途上国への先入観を覆したと前号で書いた。
厳しい現実もあるだろうが、そこで目にした「豊かさ」や「幸福」を象徴する光景が強烈であったと・・・。
以来、「人間の幸福ってなんだろう?」が、筆者の人生のテーマとなった。
その答えのヒントがアジアに、そしてここタイにありそうなので、大学を終えてすぐにバンコクにやってきた。1988年4月のことだ。
その後、約20年の歳月の流れの中で、東洋医学的な健康観やウエルネスという概念との出会いがあった。実際にその分野で活躍する方々や、病気や事故で後遺障害を負ったものの、タイに来て様々な治癒を経験されたという人との出会いがあった。
その経験のなかから、「タイには人を癒す力があるんじゃないか?」人間にとって「健康こそ幸福の基盤」なのではないか?
という仮説がうまれた。
その直後に筆者は前号で記述した会社を設立した。
筆者は医者でも科学者でもない。この仮説の証明をしようとは考えなかった。事業の実践者として、ただ淡々と沢山の事例を残したいと考えるだけだった。
しかし・・・最近、「それでは社会は変わらない。」と考えるようになった。下記の言葉が、起業時の筆者のメモ帳に書きとめてある。「私たちの力だけで社会を変えようとしているわけではありません。私たちの事業を社会が変るときのモデルにしたいと考えているのです。」
(大地を守る会会長 藤田和芳氏)http://www.daichi.or.jp/index2.html
筆者も、筆者の事業を、社会を変えるモデルにしないといけない。それには、事業のミッションやコンセプトを論理的に普遍性のあるものにしないといけない。そのためには・・・。
そこで出会ったのが、GNH研究所でありH代表であった。
http://www.gnh-study.com
既存のメンバーは、主にブータンでの国際協力実践者たちだ。その経験に基づいて、幸福とは何か?豊かさとは何か?を学術的なアプローチで真剣に考えている人たちがそこにいることを知った。
既述の通り、筆者は学者でも国際開発の専門家でもない。学術的な論を立てるのは苦手だ。感覚的に物を言う癖がある。
しかし、それでは人に伝わらないのだ。まして、社会を変えることなどできやしない。
GNH研究所に参加することで他の研究員からさまざまな意見を伺い、自分のやってきたこと考えてきたことを論理的に構築し、人に伝える。その訓練をさせてもらえればと思う。
そして、自分の事業を通して、社会を変えたい、世の中を幸福な人であふれるようにしたいと考える。
最近、「健康」はもちろんだが、それと同時に「関係性の豊かさ」も幸福の基盤なのではないかと思うようになった。
このようなこともこの場、GNH研究所で、キチンと人に伝わるように訓練させていただきたいと思うのだ。
リンク元 http://thai-longstay.sblo.jp/article/26123798.html
谷田貝 良成
タイ王国和僑会代表幹事
Wellness Life Project ( Thailand ) Co.,Ltd.代表取締役
バーンタオ村村長兼ウエルネスライフ・プロデューサー
会社のwebサイト:http://www.baantao.com
紹介ページ:https://waoje.net/db/bangkok/?p=90
Tags: 谷田貝