- 掲載情報
- 2018.03.30
退任の挨拶 一般社団法人WAOJE初代代表理事 迫 慶一郎
明日３月３１日を持ちまして、一般社団法人WAOJE代表理事の任期２年の満了を迎えます。
約２年前、WAOJEの前身である和僑総会の三代目会長を拝命して以降、この組織のポテンシャルをより発揮させるために、改革に取り組んで来ました。
特に力を注いだのは「ガバナンス」と「ブランディング」です。
ガバナンスとしては、それまで香港を所在とする任意団体だった和僑総会を東京に移し、定款を定め一般社団法人とし、より責任あるかたちで社会的役割を担える組織にしました。
ブランディングのほうは、10年以上使われて来た名称とロゴの両方を、思い切って刷新しました。
「世界中の日本人起業家をつなぐ」というビジョンを会員の皆さんが共有してくれたからこそ、新たな段階へと進む勇気と覚悟が出来ました。
改革とは痛みや抵抗を伴うものだと実感しました。
しかし私が矢面に立たされている時には、他の理事をはじめとした頼れる人たちが陰で支えてくれていました。
振り返ってみると、やり切れなかったことはたくさんあります。
幸いオセアニア地域にも支部が立ち上がりましたが、本来ならもっと広範囲にネットワークを拡張できたはずですし、もっと社会に存在をアピールできたはずです。任期前半に様々なロスがあったとは言え、これはひとえに私自身の力不足によるものです。
新しい本部理事会の方々は、もっとパワフルに進めて行ってくれるものと信じています。
一般社団法人WAOJEが発足して、ちょうど１年になろうとしています。
これからも情熱を注ぎ、維持・活用し、そして改善して行くことが大切です。会員の皆さんには、今後のより深いコミットを期待致します。
２年間、本当にありがとうございました。
一般社団法人WAOJE初代代表理事
迫 慶一郎